iOSデバイスのテスト

iOSデバイスのiOS Gatewayをテストするための署名とセットアップの要件は以下の通りです。 また、iOS Gatewayを使用して、物理的なiOSデバイスを模したiOSシミュレータを実行することもできます。 シミュレーターの使い方については、Testing with iOS Gateway Simulatorsを参照してください。

任意のアプリをインストールする

テスト用に任意のアプリをインストールする場合：

1. iOS Gatewayを実行するマシンに開発者証明書を作成し、インストールします。
2. App IDを作成します。 明示的なApp IDまたはワイルドカードのApp IDのいずれかを使用します。 App IDには、会社のバンドルプレフィックス（例：com.mycompany.*）をワイルドカードで使用することをお勧めします。
3. そのApp IDよりプロビジョニングプロファイルを作成し、ダウンロードします。
4. そのプロビジョニングプロファイルとインストールした開発者証明書を使って、iOS GatewayのSign Appボタンで.ipaファイルに再署名し、Install Appボタンでデバイスにアプリをインストールします。

注記

iOSデバイスにインストールするアプリにコード署名をすることは、Appleの要求事項です。 iOS Gatewayをご利用いただくために、可能な限りサポートさせていただきます。 ただし、AppleアカウントとApple Developerウェブサイトへのアクセスに関しては、固有の操作が求められます。 本文書が対応していない内容については、必ずAppleの公式ドキュメントを確認してください。

デバイスに接続する

まず、プロビジョニングプロファイルと開発者証明書をXcodeにロードし、iOS Gatewayを使ってデバイスに接続します：

1. iOS Gatewayを実行するマシンに開発者向け証明書を作成し、インストールします。

2. バンドルIDでワイルドカードのApp IDを作成します com.testplant.*。

3. そのApp IDをもとにプロビジョニングプロファイルを作成し、ダウンロードします。

4. ダウンロードしたプロビジョニングプロファイルをダブルクリックして、Xcodeにインポートします。

   注記

   このインポートが成功したことを示す表示（ダイアログボックスが開くなど）はありません。 処理の状態を確認したい場合は、Xcodeを開き、アカウントプロファイルを確認してください。

iOS Gatewayでできること

iOSのネイティブアプリだけでなく、デバイスにインストールするアプリも、完全に自動化することができます。 また、システムのポップアップを自動化することも可能です。 最近のiOSのバージョンでは、あらゆるアプリの完全自動化が可能になっており、アプリを直接起動する必要がありません。

あるアプリを起動中であっても、ホーム画面や他のアプリに切り替えによってオートメーションの機能を失うことはありません。