データベーステーブルのレコード群にわたるイテレーション
テーブルからレコードセットをリストとして取り出す代わりに、レコードセットを通して1つずつ繰り返すレコードイテレータを取得することが可能です。そのための方法は、1つにはまずテーブルのuseRecordIteratorプロパティを設定します。もう1つは、イテレータを直接リクエストします。
set memberIterator to iterate over the records of memberTable
その上で、このイテレータのnextValueプロパティを使うと、次のレコードを取得することができます。
put memberIterator's nextValue into currentMember
イテレータをリストとして扱う(as a list演算子などを使用する)と、残りのレコードがすべて取り出されます。
レコードイテレータは、状況によっては便利な場合もありますが、すべてのデータが一度にデータベースから取り出されるものの、レコードオブジェクトへの変換はリクエストに応じて行われるため、パフォーマンス上の利点はほんのわずかです。