レコードとプロパティリスト
レコードが通常のプロパティリストとは異なることを理解することは重要です。
レコードは、データベーステーブルの行への接続を保持するプロパティリストです。レコード内のプロパティの値の変更により、データベース内で対応する値が直接アップデートされます。ただし、レコードは、データベーステーブルの列に対応しない別のプロパティを割り当てれられる場合もあります。データベースの行ではないプロパティが割り当てられる場合や変更される場合は、レコードオブジェクトの値のみが変化し、データベースは影響を受けません。
別の変数にレコードが割り当てられる場合は、そのすべてのプロパティがコピーされますが、そのコピーはデータベースへの接続を維持しません。これは想定外の結果を避けるための設計です。as record演算子を使用してデータベース接続をコピー内で維持し、新しいコピーもレコードであることを示すことができます。
注:元のレコードを参照して、単一のレコードに対して同じ効果を達成することも可能ですが、この方法はレコードのリストには効果がありません。as record演算子の使用は、推奨されるアプローチです。
set member to the record of memberTable where memberNumber is desiredMemNum
put member into newMember-- newMemberはデータベースに接続して「いません」
put member as record into member2-- member2はデータベースに接続して「います」
値がレコードかどうか(データベースに接続されているかどうか)を判断するのに、is a record演算子を使用できます。
if member3 is a record then