ランタイムでの式の評価

Value関数

動作: パラメータの値をSenseTalk式として評価し、その値を返します。この一つの利用方法は、ユーザーが入力したテキスト（例えば"12.95 + 6%"などの式を含む可能性がある）を受け入れ、その値を計算することです。また、ファイルに含まれるリストやプロパティリストを読み取り、それをファイル内に保存されているテキスト形式から有用な値のコレクションに素早く変換することも可能です。

式は現在のハンドラのコンテキストで評価されます。変数（上の2つ目の例のようなtotal）、演算子、関数呼び出し等を含むことができます。the evaluationContextプロパティがGlobalまたはUniversalに設定されている場合、変数はローカルではなくグローバルまたはユニバーサルとして扱われます。式の値を取得する際にエラーが発生した場合、result関数は問題を説明する例外オブジェクトを返します。

構文:
value( expr )
{the} value of expr

例:

put the value of "51+93" into sum -- sumに144を設定
put value("total is greater than quarter" & bestQtrNum) into best
put value("(" & commaSeparatedText &")") into myList
put the value of file "storedProperties" into pList

関連項目:

• stk-text-data-manipulation.md#merge
• stk-running-other-scripts-and-handlers.md#do-command