リスト
リストとプロパティリストは、スクリプト内のデータを整理し、操作するための便利で強力な手段を提供します。このセクションでは、リストの機能を十分に利用するために知っておくべき重要な事項を紹介します。
リストの操作に関する詳細は、Chunk Expressions、および Repeat with Eachにおける制御構造の議論を参照してください。
リストとプロパティリストに加えて、SenseTalkは階層的なツリー構造も提供しており、Using XML and Tree Structures in SenseTalk Scriptsで説明され ています。
リストの作成
スクリプトでリストを作成するには、カンマで区切られた1つ以上の式を四角括弧 [ ]
で囲んでリストにします。リストは全体が一行に収まる場合、括弧 ( )
で囲むこともできます。四角括弧で囲まれたリストは、リスト内の任意の項目の後に改行を入れることで複数行に分けて書くことができます(これは括弧で囲まれたリストでは機能しません)。四角括弧を使うことが推奨されています。なぜなら、これによりリストの構文が明確で一貫性があり、また他のスクリプト要素と区別がつくからです。
構文:
[ expr { , expr}... ]
( expr { , expr}... )
{ expr { , expr}... }
[ ]
{an} empty list
Eggplant Functional 20.1以前では、リストとプロパティリストの両方がデフォルトで括弧 () を使用していました。四角括弧 [] や中括弧 (それぞれ)の代わりにです。括弧はプロパティリストの有効な構文として引き続き認識されますが、混乱を招く可能性があるため、その使用は推奨されません。
例:
put [1,3,5,7,9] into oddList
例:
put [["dog", "Fido"], ["cat", "Cleo"]] into nestedList // リストのリストを作成します
例:
set myList to ["sandwich",49,the date]
例:
set TestEnvironments = ["Windows","MacOSX","Android","iOS"]
例:
四角括弧 [] を使用してリストを複数行に分けることも可能です:
set searchPaths to [
"/Library/WebServer/Documents",
"~/Documents",
"/Users/hemingway/Documents/temp/ImportantStuff" ]
リスト、他のリストやプロパティリストを含むリストは、パラメータとして渡すことができます。パラメータとしてのリストについての詳細は、Parameters and Resultsを参照してください。