変化と追加情報
以下のトピックは、データベースと共にSenseTalkを使用する際に有用な、さまざまなアプローチと追加情報を提供します。
コネクションの開放と閉鎖
SenseTalkは、コネクション情報が提供され、table
expressionやデータベースからの情報が必要な他の表現が使用されると、自動的にコネクションを確立します。コネクションは、データベースからのテー ブル情報やレコードデータが変数に入力されていない場合に閉じます。
しかし、データベースの接続を明示的に開いたり閉じたりすることも可能です。これは、open database
とclose database
のコマンドを使用して行います。
Open Database/ Close Database コマンド
動作: 明示的に指定したデータベース接続を開いたり閉じたりします。
通常、データベース接続はそれを参照する変数が使用中である限り開いたままになりますので、接続は通常、それらを作成するハンドラの終了時に閉じられ、あるいはそれよりも早く閉じられることがあります。 open connection
コマンドを使用して明示的に接続を開くと、他のスクリプトやハンドラへの呼び出し中も含めて、close connection
コマンドを使用して明示的に閉じられるまで開いたままになります。このアプローチは、データベースへの個別の接続の数を制限することが重要な場合、またはそのデータベースへの接続を確立することが特に時間のかかるプロセスである場合、効率性の観点から望ましいかもしれません。
パラメータ: データベース接続に必要なすべての情報を含むプロパティリスト。詳細については、データベース接続を参照。
例: ODBC
以 下は、ODBCデータベース接続を開いて再度閉じる例です:
set myDB to {type:"odbc", DSN:"DataSource1", user:"root", password:""}
open database myDB
// Execute any database operations here
close database myDB
例: Excel
以下は、Excelデータベース接続を開いて再度閉じる例です:
set myExcelDB to {type: "excel", file: ResourcePath("MyCustomers.xlsx")}
open database myExcelDB
// Execute any database operations here
close database myExcelDB
データベース識別子
データベース接続が開かれると(open databaseコマンドにより明示的に、または必要に応じて自動的に)、それには一意の識別子が割り当てられます。