SenseTalk変数に関するグローバルプロパティ

SenseTalkには、スクリプトにおける変数へのアクセスや変数の扱い方を管理できるグローバルプロパティがいくつか用意されています。

SenseTalkにおける変数の扱い方については、変数をご覧ください。

ローカルプロパティとグローバルプロパティの扱い方に関する追加情報は、SenseTalkにおけるローカルプロパティとグローバルプロパティをご覧ください。

関連するグローバルプロパティ

Eggplant Functionalでのスクリプトの扱いに特化したプロパティの一部に、関連するグローバルプロパティがあります。 the suiteVariablesプロパティでは、定義済みローカル変数として機能するスイート規模の変数を設定したり、修正したりすることができます。 the suiteVariablesの詳しい情報は、Eggplant Functionalグローバルプロパティをご覧ください。

the predefinedVariablesグローバルプロパティ

値:変数の定義を格納したプロパティリスト

デフォルト:現在の事前定義済みの変数のリストは、提供されている定義済み変数をご覧いただくか、次のコマンドを実行することで確認できます。

put the predefinedVariables

挙動:このプロパティは、すべての事前定義済みの変数の定義を格納したプロパティリストです。 このプロパティに変更を加えると、そのキーの中に名前のある未割り当て変数の用法が、それ以降変わってきます。 このプロパティを修正することで、実行中に事前定義済みの変数を作成したり、削除したり、その値を変更したりすることができます。

例:

set the predefinedVariables.twelve to "⓬"

put twelve // ⓬

例:

log checkMark repeated 5 times // 「✓✓✓✓✓」をログします

set the predefinedVariables's checkMark to "☑"

log checkMark repeated 5 times // 「☑☑☑☑☑」をログします

the evaluationContextグローバルプロパティ

値:LocalGlobalUniversal

デフォルト:Local

挙動:このプロパティでは、dosendvalue()およびmerge()式における変数の範囲を決定します。 ローカル変数のコンテキストは、スクリプト内のハンドラ単体です。 グローバル変数は、プロジェクト内のどのハンドラからでも参照でき、異なるハンドラ間で変数の値を保持します。 ユニバーサル変数は、1セッションの間はずっと実行間で変数の値を保持します。

例:

set the evaluationContext to "global"

例:

set global myName to "Carrie"

put merge("My name is [[myName]]") // 「My name is myName」を表示します

set the evaluationContext to "global"

put merge("My name is [[myName]]") // 「My name is Carrie」を表示します

the strictVariablesグローバルプロパティ

値:TrueFalse

デフォルト:False

挙動:このプロパティでは、未宣言のローカル変数の厳格な評価を設定することができます。 デフォルト値のFalseに設定されている場合は、未宣言または未使用の変数にアクセスしようとすると、変数が引用符なしのリテラルとして扱われます(すなわち、初期状態では変数の値が変数名と同じになります)。 the strictVariablesTrueに設定した場合、明示的に宣言や値の割り当てが行われていない変数にアクセスしようとすると、変数名が返されるのではなく、例外が投げられます。

例:

set the strictVariables to true

例:

log SUTName // 「SUTName」をログします

log BrowserName // 「BrowserName」をログします

set the StrictVariables to true

log SUTName // 例外「StrictVariablesViolation Variable 'SUTName' used without being set」が投げられます

例:

set the StrictVariables to true

set SUTName to "WindowsVM"

Connect SUTNme // 例外が投げられます。変数名のタイプミス検出に便利です

関連:

 

This topic was last updated on 2月 01, 2019, at 11:13:23 午前.

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